WEBマーケティング会社の「数字」と「実績」どこまで信用すべき?

豊橋・豊川の社長の皆様、お疲れ様です。ハチサポートの増田です。

「月商〇〇〇万円達成!」

「広告運用で費用対効果〇〇倍!」

WEB業界のホームページやSNSを見ていると、きらびやかな数字が視界に飛び込んでくると思います。

ふと「これって、うちでも可能性があるのか?」って、思うこともありますよね。

けど、同時に違和感も感じることはありませんか?

その違和感は私も感じておりますし
世の中的にもそう感じる方が多いからか

昨今、Noteなどのオンラインコンテンツ販売プラットフォームで「売上UPの方法などを解説した商品」への規制が強まっています。

当然中身のあるものならいいのですが、
要するに売り方がうますぎて「消費者センターへGO」とか「警察へGO」案件になるものは、当然なくなるべきです。

これは単なるルールの変更ではなくて、
世の中全体が「中身のない数字の盛り合い」に心底うんざりし始めているという巨大な地殻変動の現れなんじゃないかと思っているんですね。

そこで今回はあえて、業界の裏側の話も時々お客様から聞いたりもする立場として、あえて「数字」の向こう側にある真実をお話していきたいと思います。

1. その「成功事例」、鮮度は生きていますか?

WEBの世界は、建築基準法が変わるよりも早くルールが変わります。

実際去年、3年前、5年前の「たまたま時代が良かった頃」の単発の成功体験を、今でも通用するかのように掲げているコンサルみたいな方は少なくありません。

そこであえて聞いてみたいことがあります。

「その手法は、今もあなたの『自腹』で試して成果が出ていることですか?」

「それは、単月の瞬間最大風速であって、年間の累計成果ではどのくらいですか?」

と。

過去の栄光をこする「引退した名選手」ではなく、常に最新の現場で自分の財布を痛めて検証を続けている「現役の監督」かどうか。そこが信頼の分かれ道であったりしますよね。

たとえばWEB広告(Meta広告やリスティング)は、即効性のある「劇薬」です。 特に整体や士業、フィットネスジムなどのような、検索ボリュームが大きいジャンルでは、札束で殴り合うような激しい陣取り合戦が繰り広げられています。

  • クリエイティブ(広告素材の画像や動画)の短い消費期限: 1ヶ月前まで当たっていた画像や動画が、今日にはもう見向きもされない。SNSで一時期あった「チピチピチャパチャパ」の猫の動画とか、もう見ないじゃないですか?

  • CPA(顧客獲得単価)の高騰: ライバルが資金を投入すればするほど、1人の予約を取るためのコストが上がっていきます。競合が増えれば増えるほど、熾烈な札束椅子取りゲームも始まるし、お互いパクり合いの不毛な戦いが繰り広げられます。

  • 「広告依存」の罠: 広告を止めれば、蛇口を閉めたように客足が止まる。実際、ブログ記事なんかもコツコツ続けていればいいのですが、今は売れてるからいいやと高をくくって失敗するパターンも幾度となく見てきました。

これらは、経営としては非常に「地盤の緩い」状態です。
そういう意味での「鮮度」です。

2. 数字は「ゴール」ではなく、道中の「結果」のひとつに過ぎない

数字は大事です。しかし数字を上げることばかりに必死な人になるとどうなるか?

私は思うんです。数字は、社長の笑顔や現場の活気に繋がる「道中の指標」に過ぎない、ということを。

たとえば、広告を回して「予算1万円で100件の問い合わせ」みたいな事例があったとします。

数字上は大成功です。

でも、その中身が「冷やかし」ばかりで、現場のスタッフが対応に疲れ果て、従業員や社長の顔から笑顔が消えてしまったら?

それは、「欠陥工事」ですよね。

見た目はいいけど壁をめくってみたら、耐震金物にビスが入っていない。みたいな。。。

逆に、問い合わせは3件しかなくても、そのうちの1人が「ずっと社長のブログを読んでいました。ぜひ◯◯の件についてお願いしたいのですが…」

という熱狂的なファンだったらどうでしょう?

その3件の裏側にある「現場への情熱や真剣さが介在したからこそ生まれた、質の高い出会い」こそが、目指すべき真骨頂だったりします。

3. 「利益」でなく「介在価値」を語るべき

稼いでいることをアピールする人は、「自分の通帳の数字」を誇ります。

しかし、それは合コンで「私年収こんだけあります」と言っているのと同じような側面もあると思いませんか?

相手からは金づるのように見られるし、同業者からは妬まれる。端からみたらイヤラシイ。いいことありません。。。

もちろん、実績のPRは欠かせないものですが
その数字を達成するに至る部分を主語にしたほうが、その数字の裏側や背景に納得・感動されやすくなるのは言うまでもありませんよね?

  • NGなアピール: 「今月は月収〇〇〇万達成しました!」

  • やってみたい介在価値アピール: 「〇〇工業さんのHPを直したことで、今まで大手に流れていた◯◯層の業者さんたちが『ぜひ検討したい』とメールやLINEから次々と見積もり依頼が入るようになり、結果として年間で◯◯◯◯万円UPの受注を達成しました。」

どちらが地元の社長の心に響くかは、一目瞭然です。弊社も自分の売上を自慢する人ではなく、お客様の現場をプラスに加速させる「触媒(しょくばい)」でありたいと考えています。

4. 「固定資産」と「顔」を見せる覚悟

情報商材を売る人やうさんくさいWEB会社が絶対にできないこと。

それは「逃げられない物理的な証拠」を見せることです。

たとえば、特商法に自宅の住所を載せ、事務所に看板を掲げ、行きつけの居酒屋のメニューのラミネートを作ったり、注文の会計伝票のスプレッドシートを作るお手伝いをしてたりします。

さらに、豊橋のダンス文化を支えるための
レンタルスタジオなんかも運営しています。

  • 住所(自宅・事務所): 逃げ隠れしない、地元に根を張る証拠。

  • 看板: 地域の風景の一部になり、一生責任を持つという覚悟。

  • 地域活動: ネットの中だけで生きていない、現実の「現場」を持っている証明。

これらは、スマホの画面の中だけで「稼いでる」と言っている人たちには、リスクが高すぎて真似できない「最強の差別化」だと自負しています。

5. 「稼いでる」の定義をアップデートする

これからの時代、

「稼いでる=羽振りがいい」

という古い価値観は通用しなくなります。

信頼スコアが口コミに現れる現代、これからの本物は「稼いでる=それだけ多くの人に必要とされ、再投資ができている」という姿なのではないか、と思っています。

あとは、

これだけ不安定な世の中ですから

開発だったり先行投資に余裕がある状況を作れていること。

「暇なので、ボランティアで馴染みの店のデジタル化手伝ってます」とか。(笑)

こんな感じになると、

周囲は「◯◯さん、もっと稼いで街を良くしてくれ!」と応援してくれるようになりますよね。私も目指したいのは、そんな「いろんな方に必要とされる循環」の中にいる会社であることです。

結びに:数字の向こうにある「体温」を信じる!

WEBマーケティングの目的は、
数字を増やすこと自体ではありません。

御社の「現場の価値」を、WEBという仕組み(配管)を通して、

体温のある、あったかいブランドを必要としている人に届けること。

ド派手なネオンサインのように自分を輝かせるのではなく、街中に張り巡らせた水道管のように、商売を支え続ける。そういうインフラになりたいものですね。

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