社長の皆様、お疲れ様です。「WEB現場監督」ハチサポートの増田です。
世の中には「WEBコンサル」や「経営アドバイザー」といった肩書きの人が溢れています。しかし、私が現場を回っていると、多くの社長さんが彼らに対して「アレルギー」を持っているのを感じます。
弊社ではSEO・MEO・広告運用などを通し、WEB販売・採用・集客の仕組みを実装するパートナーでもありますが、社長様に仕組みを完璧にご理解いただくために、あえてコンサルティングという手段を取らせていただく場合もあります。
なので今回は、あえて身を切るような話になると思います。
なぜ、彼らはこれほどまでに嫌われるようになってしまったのか?
弊社の立場なりに分析した「嫌われるコンサル3つの特徴」や、そもそもこうした構造に至った背景、ハチサポートなりの見解をお伝えします。
1. 理由その1「現場の汗」の匂いがしない
嫌われるコンサルの最大の特徴は、「実戦経験がないのに、正論だけを振りかざす」ことです。
彼らは横文字の専門用語を並べ、
グラフや数字で「この数値が下がってます」「あーすべきです」「こうすべきです」と語りますよね。
しかし、
そこに「現場の苦労」への想像力だったり
配慮だったりが欠けているシーンがあったりします。
「人手が足りない現場で、そんな複雑な作業できるわけないだろ!」
「地元のしがらみを知らずに、SNSで何でも発信しろなんて無責任だ!」
社長たちが一番嫌うのは、「泥を被ったこともないやつに、安全な場所から指図されること」じゃないでしょうか?
2. 「自社のツール」を売りたいだけ
これも結構あるあるなんじゃないんでしょうか?
弊社も、ある時期有名だったある会社の補助金ツールをほんの出来心で契約していた時期がありましたが、結局、自分でやったほうが早かったし、良いものもできてしまった背景もありまして…。
普通に考えて、その地域の現場感であったり、
その人がどんな素養があって、どういう風に今はやっていて
だからこういうストーリーで補助金申請して、
なんだったら融資もどこどこ信金さんで引きましょう!って
そこまでやらず、Zoomで何件か「ハイハイ」ってヒアリングして、作成した補助金書類。
採択率が高い時代だったらまだよかったかもですが
不正利用も横行した今、やっぱ魂乗ってないから難しいんですよね。
コンサルがZoomでちょろっと聞いて書いた書類には、銀行の担当者や審査官を唸らせる「現場の解像度」が決定的に欠けています。
だから、
「補助金で買えるからお得ですよ!」と言われても、
そもそも費用対効果を疑ってしまうことも
現場では結構あるんじゃないんでしょうか。
「これからは動画の時代です(だからうちの動画制作パッケージを買ってください)」
「AIで効率化すべきです(だからうちのシステムを導入してください)」
彼らの提案のゴールは、お客様の成功ではなく「自社商品を売ること」にあります。
(商売だから必要な部分もあると思いますが)
これは、言うなれば家を建てたい人に「何が何でも自分の得意な工法」を押し付けるのと一緒ですよね。社長さんは、その「魂胆」を敏感に察知するのではないのでしょうか。だからコンサルは嫌われるんだと思います。
3. 「暗黙知」をリスペクトしていない
先日のAIの記事でも書きましたが、
地域で看板を立てて事業をしている方であれば、その地域なりの「やり方」「ルール」が存在していると思います。
何十年もかけて築いた「言葉にできないノウハウ(暗黙知)」というのもあると思います。
けれど、嫌われるコンサルは、これを「古いやり方ですね」と一蹴。
言葉で言ってないにしても、雰囲気がもはや否定ムード。
自分たちの「結果が出るノウハウ」に無理やり書き換えようとしてくるシーン、あると思います。
もちろん新しい事も取り入れるからこそ、
次なる進展はあるものです。
けれど、今まで社長が守り抜いてきた「魂」を無視して、表面的な「正解」を押し付ける。 これほどまでに信頼関係を損なうやり方がうまくいくはずもありません。
なぜ「コンサル」という言葉は、ここまで汚れてしまったのか?
Googleで検索バーに「コンサル」と入れると、続けて否定的なキーワードも羅列されていきます(怪しい、偉そう、しょうもないetc…)
そもそもなぜ、
ここまで歓迎されなくなってしまったのか。
ここを深堀ってみると発見があると思います。
巷で「コンサル=悪」というステレオタイプが定着してしまったのには、逃れようのない「本当の理由」が潜んでいると感じています。
1. 「自分の財布」を痛めていない無責任さ
多くのコンサルタントは、自腹を切って「固定費、人件費、材料費」を払い、赤字の恐怖と戦いながら事業を営んだ経験が無い場合のほうが多いです。
リスクを背負わず、安全な外側から「経費を削りましょう」「投資しましょう」。
「自分は一滴も血を流さないのに、他人の手術を仕切っている」ような不気味さが、現場の社長には生理的に受け付けないっていうのはありそうですよね。
2. 「現場の泥」を避けて通る卑怯さ!?
たとえば建築業界のコンサルを名乗りながら、完成見学会に顔を出して、お客様に挨拶の一つも、靴を揃える一所懸命さも見せない。っていうケースもあったりします。
汗をかき、現場の泥臭い実務に揉まれることを「自分の仕事ではない」と切り捨てる。
そんな人間に、「一生に一度の買い物を決断するお客様の心理」なんて、一生わかるはずがない。
実際の作業や労働を「知的労働」だけするのであれば、
それはAIがほとんどやってくれますし
人間だからこそできることを軽視するから、コンサルは嫌われるのではないのでしょうか。
3. 「手柄は自分、失敗はあなた」の構図
これが一番タチが悪い。
うまくいけば、さも自分の手腕だったかのように「成功事例」としてデカデカと宣伝し、Youtubeに対談を載せ、次なる集客のための実績としてガンガン利用する。
けれど、
うまくいかなければ、「社長の行動力が足りない」「マインドが低い」と、クライアントの能力のせいにして逃げる…。
こうした「他人のふんどしで相撲を取り、土俵を割ったら他人のせいにする」不誠実な姿勢が、「コンサル嫌い」を助長している所もあるのではないのか、と思います。
4. 単発・短期間の「過去の成功」をこすり続けている
コンサルのイメージを悪くしているもう一つの要因は、「情報の鮮度が死んでいる」ことも、あるのではないかと思います。
3年前、あるいは5年前にたまたま一回だけ当たった「単発の成功体験」を、さも今でも通用するかのようにデカデカと掲げ、ずっと同じ話を擦り続けているコンサルは結構多いです。
Youtubeの収益化だったり、ブログだったり。
たまたま時代が良かっただけだったりするわけですよね。
あとは、新規のチャレンジを自分で行っていない。
最新のアルゴリズムや市場の変化を、
自分の財布を痛めて検証していない。
「継続して成果を出し続ける」という一番苦しくて地味な実務から逃げている。
これは、建築業界でいえば「昔の耐震基準のまま、今の基準で家を建てようとしている」ようなものです。そんな古い設計図で、お客様の未来を背負えるはずがありません。
成功事例を自慢げに語るコンサルに、ぜひ聞いてみてください。
「それは『今』も、あなたの自腹で試して成果が出ていることですか?」と。
WEBの世界は、常に現場(市場)が変わります。Meta広告の反応も、Googleの評価基準も、お客様のスマホの使い方すら刻一刻と変化しています。
一度の成功に安住して、新規のチャレンジを忘れたコンサルは、もはや「プロ」ではなく、ただの「過去の自慢話をする人」です。
だから私は、「上」からではなく「横」から支える。
ハチサポートの増田は、そんな「上から目線の古い成功体験をこすりつづけるコンサル」には絶対にならないと誓っています。
なぜなら、私自身も「地元の事務所」を構え、固定費を払い、現場を走り回っている一人の事業主だからです。
そう思って、地域でもレンタルスタジオを始めたり、
自社で運営するメディアを作ってみたり、
行きつけの居酒屋さんに通いながら、メニューのデザインを一緒に作らせてもらったり、WEBまわりの仕組みを整えさせていただいております。
失敗の痛さも、
仕入れがムダになったことも
甘い言葉に惑わされそうになったことも
集客できず眠れないの不安も、
実体験として知っています。
成功は、社長と現場での努力の賜物です。
私はそれを少しだけ加速させた「触媒」に過ぎません。
うまくいかなければ、一緒に頭を抱える。
頭だけでなく、身体でも汗をかく。
ハチサポートは、
机上の空論や成功事例を自慢する
「先生」になりたいのではなく
一緒に現場を回るパートナーです。
一緒に泥を被る: ログイン情報が分からなければ一緒に探し、ボロボロのHPがあれば一緒に修繕の図面を引きます。
道具の目利きをする: ツールを売るのが目的ではありません。御社の「地盤」に合った最適な道具(AI、Meta広告、HPなど)を、監督として選別し、使いこなせるようにします。
暗黙知を形にする: 社長が大切にしてきた想いを、今の時代の「デジタルの言葉」に翻訳する。それが私の役割です。
「コンサルに頼んで失敗したことがある」という社長さん。
一度、オレンジ色の事務所でコーヒーでも飲みながら、現場の愚痴をぶちまけてください。
私たちが作るのは「綺麗なレポート」ではなく、「明日から現場が動き出す、確かな結果」です。
追伸: ちなみに、私が居酒屋のメニューのラミネートを夜な夜な作らさせてもらっているのは、それが「WEB戦略」に繋がるからだけではありません。単に、その店のおかみさんが一生懸命作った料理が、もっと多くの人に届いてほしいと願う「一人のファン」だからです。
WEBも結局は「誰かの情熱を形にする道具」に過ぎません。その道具を、私は一番かっこいい形で使いこなしたい。ただ、それだけなんです。ちょっとはカッコつけさせてください。笑


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