こんにちは。まっしーです。
何かを成し遂げるためには行動することが必須です。行動力・モチベーションは結果を出すための燃料のようなものですね。
でも一方で、ノウハウや最善の攻略法があったとしても全然動けなくて結果がでなかったりする。
そんな悩みが多いのでしょうか、私のところには日々
「どうしたらまっしーさんが紹介している生徒さんとかみたいに行動できるようになれますか?」
というメールをよく頂く事があります。
実際、結果を出すメンバーが相対的に少なくなるのは必然的に
- 1000人は決意をして
- そのなかで100人が行動して
- そのまた10人が結果を出して
- 1人が文字通り大きく人生を変える
といったような構図になると思っています。
でも、
行動できないほうにも言い分はあると思っていて。まあ確かに、動けない人の気持ちもわかるし、昔は私も同じような感覚を経験したことがあります。
で、ふとある日その「行動できない原因」にフォーカスして小一時間家の中で考えていたわけですが、それでも答えは出ず。気がついたらずっと家の中にいる自分がいました。
それで、一つ思いつきました。
自分に対しての課題でもあるのですが、「行動できない時に人は何を考えていて、どうやってそれを抜け出すのか?」ってのを実体験を通して理解して、克服する必要があるな、と。
その中の一つの手段として、強制的に家の中にこもることを決意しました。
普段メルマガを見ていても、
【わかっちゃいるけど行動できない】
って悩みを持っている方、結構多いように感じますし。
だったら自分で体験して立場に立ってみようと思った次第です。
すると1週間の間に、色々な発見や気づきがあって、ある意味貴重な体験にもなりました。
本当に精神的にしんどくて動けなくて辛い人の気持ちになりきれるわけではありませんが、人間は環境の生き物であり、1週間過ごしていく中でそれを肌で感じました。人間は潜在意識の塊です。
という事で今回は一週間、自分に対して実験を課す中で
- なぜやる前から諦めるのか?
- なぜ行動できなくなるのか?
- なぜ楽しくないのか?
- どうやってそこから立ち直ればいいのか?
といった事についてアウトプットしてみます。
増田は1週間どんな過ごし方をしたのか?
今回の実験では、意図的に外界とのコミュニケーションをシャットアウトしてみました。
ずっと1週間家にこもっている状態。
やったこととしては
- 昼夜逆転の生活を意識
- 極力陽に当たらない
- 家から一歩も出ない
- 必要以上の会話以外は誰とも話さない
- フリーな時間の使いみちはインドア娯楽(読書などインプットするものではなくゲームとか”消費だけ”の時間)
※添削のチャットなどは毎日しっかりやっていました
といった事で、あまり他人と関わらず、普通に生活していたらやらないような行動をとりまくってみるスケジュールを組んでみたのです。
できる限り誰とも顔を合わさず、ひたすら家で過ごしまくる。
おおげさに言うなれば往年のホラー映画で山奥に家族で創作活動のために閉鎖された冬季休業中のホテルの管理人の仕事を受け、徐々に病んでおかしくなってしまったジャック・ニコルソンさながらの生活です。
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増田ニコルソンは、出かけるのも普段はまず行かない深夜のコンビニだけに限定したり、移動は車にも乗らずご飯もインスタントとか簡単なもので済ませたり。
運動の割合も意図的に減らして、ゲームするか作業やサポートをするかみたいな毎日。
初日はむしろ新鮮!と思いましたが2日めからちょっと異変が…。
1週間の経験を通して改めてしみじみ思ったのが、「人間ってコミュニケーションすべき生き物」だという所です。
他人と関わることで情報を得て、モチベーションを持ったり、何か新しい知識や刺激を得たりできますよね?
でもコミュニケーションしなければドンドン視野も狭くなっていくし、主観でしか物事を考えられなくなるし、他人に話しかけるのも億劫になったり。しまいには自分ではなく他人のせいにしやすくなったり、意思の疎通すら難しくなるような側面もあります。
他にも実際感じたことをいくつか。
体調が悪くなりやすくなった
日に当たらない生活をしていたためか、体のコンディションがイマイチな日が続いたように思えます。
途中で普段まずかからない夏風邪にかかってしまったり、疲れを感じやすい日々。いつもやっているトレーニングも何もしなかったのは、零細時間が増えると思いきや集中力もおち逆に悪影響の側面ばかり目立ちました。
無気力って罪です。
最終日前には台風もきて、普通はなんともない低気圧がズドンと体に影響してトドメを刺された感じですね。
やろうと思っていた事を後回し→徐々にフラストレーションが溜まっていく悪循環に
今回は意図的に新規活動を減らし、やろうと思ったことよりも後回しを少~しだけ作ってみたのですが、これがすんごいストレスが貯まる。
人間、やりたい事ができなくなるとものすごくフラストレーションの貯まる生き物です。
よく私のもとには自分でブログをやりたいとは思っていても、家族や同居人の理解を得られず実践できなかったり、厳しく時間管理させられているなんて話を聞くのですが…。
自分が取り組みたい事に対して、日々の忙しさで埋もれ、結局なにも進まなかった、ってなると人間って
【ああ、今日もできなかった…明日こそは必ず!】
って思ったりもできますが、それが毎日続くとどうなるか?
面白いほどフラストレーションが溜まっていき、しまいには「まあいいか」ってなったりしてしまいやすくなります。すると当初掲げていた目標は達成できないわ、楽しくないわでストレスのたまる感じに。
でもこれ、実は過去に自分が経験してたことに当てはまったんです。
実は高2の夏休みに経験したことと一緒だった件。
今は自由にビジネスをさせていただけている私ですが、過去にはどーしようもない卑屈人間だった時期があります。
バイトの面接を当日になって逃げてしまったり。
ブログもやろうと思って「めんどくさ!」ってなって逃げてしまったり。
今考えるとなかなかにクソです。
ちなみにもっと過去にさかのぼると、中2のときにも同じ経験がありました。
(何事も「2」の付く時にはジレンマを感じやすい気がします)
あの頃から実はブログ(正確にはホームページ)を運営していたんです。
当時はエアガンが好きで、そのことについて解説したブログをやろう!って思って、当時自分の中で流行していた「Yahooジオシティーズ」っていうう無料のホームページ立ち上げをしたことがあったんですね。
そこでコツコツ作って立ち上げたサイトもあったのですが、当時ってガラケーだったので、記事書くにも画像を載せるのに変換プラグを差し込んで、パソコンにも専用の読み取りソフトを使って入れて、って感じで超めんどくさい。
今のGoogleドライブなんて過去の自分が見たら絶対嫉妬します。
いつかやろうって思っては忘れて、思い出してはやろうと思っていつの間にか埋もれてやらなくなってしまいました。
今考えるとワードプレスでここまで簡単にブログが作れるってのは超ラッキーに感じますね。
高校の時にはそういうブログをやろうと思ったり、
ギターをうまくなろうと思って自分で取り組もうとするも一向に成長しなかったりしたのですが、その時も外に出なかった、というのが一つ原因としてあったと思っていて。
- 家から一歩も出ない
- 予定も入れない
- ほぼ誰とも話さない(当時は親ぐらい)
- うまい人とコミュニケーションをとらない
- 下手な人とだけ話して仲良くなっちゃってる
みたいな状況で、
自分でできることがあまりにも少ない。
何かを成し遂げた経験も乏しい。
そんなだから、中学高校の頃はどちらかというとイケてない感じだったなと今振り返って思います。
もしもエネルギーが下がってる!と思ったのなら、どうすればいいのか?
先日の「家にこもる1週間」や過去のことを思い出すと、自分の中でエネルギーが弱っていった原因をなぜ?って考えてみたら、
「コミュニケーションをしなかったから」
というのが最大の負の要因だったな、と、今回の実験を通してしみじみ思い出すのでした。
過去は解決をすることはできませんでしたが、今のビジネスを通して改めていくつかの点で工夫できることがあると思ったのでシェアします。
その1.自分よりもエネルギーをもっている人と積極的に関わる
一旦死んで生まれ変わる。
実際にではなくて自分の考えとか、くだらないプライドとか、です。
そのためにはインプットを繰り替えして、いろんな考えを刷り込んでいきます。
実際に会えるのであればそうするのもいいし、チャットや音声通話をできる境遇であればそれを活用する。動画やMP3があるのであれば、それを活用する。
なんでもいいので成功者の考えだったり、自分の理想としている人の情報や価値に触れていきます。
そのなかでも効果が高いのは、うまくいっている人の行動を自分に取り入れること。
言動、思考、発言など何でも真似できるものは真似る。
『何パクっとんや!ばらすなや!』
みたいに突っ込まれる勢いでやっちゃう。
こうやって言うと二番煎じだ、パクリだなんて言われる事もあると思いますが、最初はそれでも良いと思っています。ブログの記事を丸パクリするのはNGですが、考え方とかの原理原則は一緒なので。
たとえばカラオケで完コピってめちゃめちゃ能力の高いスキルですよね?
だったら、メンターとしている人の能力を一つでもコピーしてモノにする行為も尊いものです。
つまり人のやっていることをまるごと真似することって、実はめちゃくちゃ価値の高いことです。
今まで自分が成長してきた背景をたどっても
- この人はきっとこんな風には考えないんだろうな
- あの人だったらこういう事を仕掛けるんだろうな
- こんなピンチな時、あの人だったらどう次の一手を考えるんだろう?
という風に、常に成功している方の考えをロールモデルに取り入れることで、どんどん成長を実感することができました。
まだまだコピーできているところは少ないですが、自分にセンスがないと思ったのであれば、何度も何度も
何度も何度も何度も何度も何度も何度も
執拗なぐらい他人の成功事例を真似するのが最短での成功法則です。
真似でもいいので考え方を取り入れたり、動いてみたりする。
質問をしていないのなら、質問の練習をする。
過去の中2高2の自分を振り返ってみたら、この視点が足らなかったです。
(というのを10年越しに気づいてる自分でもここまで成長させてもらえています)
主観になりすぎず、RPGゲームで自分を操作しているような視点で俯瞰
あなたはRPGゲームをやったことがありますか?
ドラクエとかFFがそれにあたりますね。
で、
その主人公を操作する場合、
- ずっと毒を直さないまま歩かせるでしょうか?
- どの村人にも話しかけずストーリーが進められるでしょうか?
- レベル上げせずに魔王に勝てるでしょうか?
主観的になりすぎると、人間動けなくなって、面倒な事は後回しにするわ、大変なことは楽なように工夫しちゃうわ、言い訳のプロフェッショナルになってしまいます(体験談)
ならば、そうならないようにするために、RPGゲームの主人公を操作するかのように、俯瞰視点で「こんな時主人公だったらどうするか?」を考えるのって大事だと思っているんですね。
普段は絶対やらない、社会性の高い事をやってみる
「社会性が高い」
というとリア充な感じやボランティアとかをイメージするかもしれませんが、そこまで大それたことではなくとも取り組めることがあります。
たとえば、ビジネスの実力を上げることに関して言えば
- 困ったことがあればすぐに聞くクセを付けてみる
- 誰かに宣言して、その浅間通りに動かざるを得ない環境を作る
- つねに報告相談をして、難しいと思ったら回りに意見を仰いでみる
などなどのことがあてはまりますね。
これは過去自分も見よう見まねでやっていたことですが、何かいい感触や進捗があれば、「今日は◎◎まで作業がすすみました!」みたいな報告を、迷惑にならない範囲でとある情報発信をしていた方のメルマガに返信したりとかをしていました。効果あります。
また、最近メルマガでも「最近こういう事ができるようになりました!」という進捗報告をしてくださっている方は、みるみる実力を伸ばされているという実体験もあります。
もちろん毎日絶対に良いことはずーっとすべき!
というわけではなく、短期間でもいいので、自分が今こういう事を達成したくて勉強するのなら、やはり全力投球すべきだと思います。
すると、不思議なことに協力を仰げたり、思わぬヒントをもらえたり、助けてもらえたり、チャンスが巡ってくる確率が増えたりでいい事ずくめなんです。
それらよりも何よりも自分の視野が広がって、RPGの主人公!って感じになって、メンタル的にも健全な状態で作業を進めることができますよ。
人間は環境の生き物 って言葉もある通り、回りの空気で大きく変わっていくことだってできます。そのためにビジネスを学べるコミュニティに参加することだって、ものすごく意義のある行為です。
自ら環境を変えなければいつまでたっても変わらない(経験あり)です。
ぜひ回りを巻き込む意識を持って取り組んでみると、今までの自分んはなかったやる気を引き出すこともできますよ。
代わり映えのない、いつもとおんなじ日を送るのは、逆にしんどくなってきます。
なんでもOKなので、いつもとは違う行動をとってみてください。
- 同じ駐車場に停めているのなら、いつもとは違う駐車上に停めてみるとか。
- 筋トレしてなかくて疲れやすいと感じるのなら、毎日10回は腹筋ローラーを転がしてみるとか。
- 普段は絶対に関わらない人に、失礼にならないようにコンタクトをとってみるとか。
- 今まで全然取り組めなかった事があるのなら、思い切り腹をわって行動しながら指導者に報告を毎日してみるとか。
刺激を与えて新しい自分に生まれかわる準備をしてみましょう。
向上心のない人間などいない
そもそも向上心のない人間なんて居ないと思います。
本当に居ないのであれば、そもそも「ブログで稼げるって本当?」とか思わないはずですので。今までできなかったことを達成できた事ほど、ココロをいきいきとさせる成分は無いと思ってます。
何かしら「もっと良くできないかな?」と思ってノウハウを得ようとしているのなら、それだけで立派なスタートの第一歩を踏み出せている証拠です。
あとはやるかやらないか、です。
まとめ
それでは1週間家の中にこもって体験した事の感想でした。
今回の実験を通して改めて感じたのが、
「あって当たり前のものがなくなるのは本当に辛いことだな」
という事です。
この記事を書く数日前には北海道でも地震があり、停電や断水などが続き当たり前なものが手に入らなくなっていました。
今私がやっているブログもメインはパソコンを使うお仕事です。
電気一つなくなっただけで全然仕事にならないと思いますし、自分でその可能性を閉ざしてしまうような生活をするのって凄く勿体ないなって。
当たり前に得られる生活に感謝して、準備することは重要だなあと改めて感じた瞬一週間でした。
今回色々お話していきましたが、まとめると
【人間一人で思いつめても良いことなんてほぼない】
という事です。(そして物理的にこもっていると、余計良いことが少ないように感じる)
自分も最初からできたわけではありませんが、今思うように動けてない方に対して一つでも参考になることがあれば嬉しいです。
追伸:
また、今回は1週間家にこもる生活をしていましたが、今度は真逆の実験として
「1週間野外で過ごしてみたらどんな事が起こるか」
についても実験して、またレポートをまとめてみたいと思います。
それでは!
今日の1曲:Alice in Chains Man In The Box(箱入り息子)
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